生首のイレズミ   千葉TATTOO

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生首のイレズミ   和彫りのジャンル

戦国の世、武将は戦で敵を討ち取った後、手柄にするため首を切り、武功を立てた証拠とした。首を切るのは息の根を止めてから掻き切るのが作法。帰りの道中、何人もの首が重たい時は鼻や耳をそぎ、それを数として首は捨てた。大物の敵将の首は恩賞が高く、夏場や戦地が遠方であれば腐らぬ様、塩漬けにして本拠地まで持ち帰った。手柄にならない首は戦場の片隅に積み上げられ、いくつもの首は後に埋めて首塚となり、お坊さんを呼び埋葬し沈めた。敵と言えども 死後は丁寧に弔い供養するのが武士の作法であった。無念の表情、そんな生首の入れ墨は魔除けの意味として後に広まっていく。TATTOOのモチーフとして幅広く用いられる。

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